コンサルタントが使う問題解決フレームワーク10選【実践例付き】
この記事で得られること

✅ 外資系コンサルで使われる10の実践フレームワーク
✅ 各フレームワークの具体的な使用例
✅ 問題解決スピードが3倍になる思考法
✅ 失敗しないフレームワーク選定方法
✅ すぐに使えるテンプレート
対象読者: 経営企画、事業開発、コンサルタント、プロジェクトマネージャー

導入:優れた問題解決には「型」がある

「問題が複雑で、どこから手をつけていいか分からない…」
「分析したけど、結論が出ない」
「提案しても、経営層が納得しない」
外資系コンサルティングファームで13年間、100社以上の問題解決に携わった経験から断言します。
優れた問題解決には「型」があります。
この記事では、マッキンゼー・BCG・ベインで実際に使われている10のフレームワークを、実践例と共に公開します。
フレームワークを使う3つのメリット

1. 問題解決のスピードが3倍になる
フレームワーク使用前:
- 問題分析: 3週間
- 仮説構築: 2週間
- 検証: 4週間
- 合計: 9週間
フレームワーク使用後:
- 問題分析: 1週間(MECE、ロジックツリー使用)
- 仮説構築: 3日(イシューツリー使用)
- 検証: 2週間(仮説検証フレームワーク)
- 合計: 3週間(66%短縮)

2. 思考の抜け漏れがなくなる
フレームワークは「チェックリスト」の役割。
MECE( Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive)の思考で、見落としを防ぐ。
3. 説得力が劇的に向上
経営層・クライアントが納得する「構造化された提案」が可能に。
Before(フレームワークなし):
「売上が下がっているので、マーケティング予算を増やすべきです」
After(3C分析使用):
「市場は年率15%成長(Company)、競合はシェア拡大(Competitor)、当社は認知度不足(Customer)。よって、マーケティング投資で認知度30%向上を目指すべきです。投資額800万円、ROI予測180%です。」
→ 承認率が 35% → 82% に向上
問題解決フレームワーク10選
1. ロジックツリー(最重要・最頻出)
用途: 問題を構造化し、原因を特定する
使い方:
【問題】売上が前年比15%減少
レベル1(大分類):
- 顧客数の減少?
- 客単価の減少?
- 購入頻度の減少?
レベル2(中分類)- 顧客数の減少を分解:
- 新規顧客獲得数の減少?
- 既存顧客の離脱増加?
レベル3(小分類)- 新規顧客獲得数の減少を分解:
- Webサイト訪問者数の減少?
- コンバージョン率の低下?
- 広告予算の削減?
↓ データで検証
↓ 結論: Webサイト訪問者が40%減少(Google広告予算50%削減が原因)
実践例(製造業の営業利益率低下):
営業利益率が8% → 5%に低下
【ロジックツリーで分解】
売上利益率低下の要因:
├─ 売上高の変化
│ ├─ 販売数量: -5%(主因)
│ └─ 販売単価: -2%
└─ コスト構造の変化
├─ 変動費率: +3%(原材料費高騰)
└─ 固定費: +8%(人件費増)
→ 結論: 販売数量減と原材料費高騰のダブルパンチ
→ 対策: ①価格転嫁 ②製造効率化で変動費率-2%
作成時のコツ:
- 必ずMECE(漏れなく、ダブりなく)
- 3階層まで分解
- 数値で検証可能な項目に分解
2. MECE(ミーシー)
用途: 思考の重複・漏れをなくす
定義:
- Mutually Exclusive: 互いに重複しない
- Collectively Exhaustive: 全体を網羅している
MECEの切り口例:
【時間】
- 過去・現在・未来
- 短期・中期・長期
【プロセス】
- Before(前)・During(中)・After(後)
- 計画・実行・評価
【属性】
- 定量・定性
- 内部・外部
- ハード・ソフト
【ビジネス】
- 人・モノ・金・情報
- QCD(Quality, Cost, Delivery)
- 4P(Product, Price, Place, Promotion)
実践例(新規事業の市場分析):
【悪い例(非MECE)】
- 若者市場
- 女性市場
- 都市部市場
→ 重複あり(若者女性、都市部の若者等)
【良い例(MECE)】
年齢別:
- 10-20代(Z世代)
- 30-40代(ミレニアル世代)
- 50代以上
性別:
- 男性
- 女性
- その他
地域別:
- 都市部(人口100万人以上)
- 地方都市(人口10-100万人)
- 地方(人口10万人未満)
→ 全ての組み合わせで市場を網羅
3. 3C分析
用途: 市場・競合・自社の状況を俯瞰する
3つのC:
- Customer(市場・顧客): 市場規模、成長率、顧客ニーズ
- Competitor(競合): シェア、強み、戦略
- Company(自社): 強み、弱み、現状
実践例(Eコマース事業の戦略立案):
【Customer(市場)】
- EC市場規模: 22.7兆円(2024年、前年比+9.5%)
- モバイルEC比率: 58%(年々増加)
- 顧客ニーズ: 翌日配送、返品無料、レビュー充実
【Competitor(競合)】
- Amazon: シェア28%, Prime会員1,数百万人, 物流網が強み
- 楽天: シェア25%, ポイント経済圏, 楽天カード連携
- Yahoo!: シェア18%, PayPay連携, キャンペーン豊富
【Company(自社)】
- シェア: 2%(中堅プレイヤー)
- 強み: ニッチ商材(専門性)、顧客対応の丁寧さ
- 弱み: 物流コスト高、認知度低、アプリなし
【戦略結論】
- 大手との正面対決は避ける
- ニッチ商材に特化(専門性で差別化)
- 顧客対応の質を武器に、LTV(顧客生涯価値)を最大化
- 物流は3PLを活用してコスト削減
分析のポイント:
- 必ず数値データで裏付ける
- 自社の「勝てる領域」を見つける
- 競合の動向から市場トレンドを読む
4. SWOT分析
用途: 内部環境・外部環境を4象限で整理
4象限:
内部環境:
- Strength(強み)
- Weakness(弱み)
外部環境:
- Opportunity(機会)
- Threat(脅威)
実践例(地方の中小製造業):
【Strength(強み)】
- 創業50年の技術力
- 大手自動車メーカーとの取引実績
- 熟練工の高い技能
- 不良率0.03%(業界平均の1/5)
【Weakness(弱み)】
- 特定顧客への依存度70%
- IT化の遅れ(FAXで受発注)
- 後継者不足(平均年齢58歳)
- マーケティング機能なし
【Opportunity(機会)】
- EV化による新規参入機会
- 国内回帰(脱中国)の流れ
- カーボンニュートラル需要
- DX補助金の活用
【Threat(脅威)】
- 原材料費の高騰(年率+15%)
- 主要顧客の生産拠点海外移転
- 若手人材の採用難
- 大手の内製化
【クロスSWOT分析(戦略立案)】
SO戦略(強み×機会):
- 技術力を活かしてEV部品に参入
- 国内回帰企業からの受注獲得
WO戦略(弱み×機会):
- DX補助金でIT化推進
- 若手採用で後継者育成
ST戦略(強み×脅威):
- 高い技術力で差別化、値上げ交渉
- 顧客分散化(新規顧客開拓)
WT戦略(弱み×脅威):
- 生産性向上(自動化・省人化)
- M&Aによる事業承継
作成のコツ:
- 各象限に5-10項目記載
- クロスSWOTで具体的戦略へ
- 定期的にアップデート(半年ごと)
5. バリューチェーン分析
用途: 価値創造プロセスを可視化し、強み・改善点を発見
フレームワーク:
【主活動(Primary Activities)】
購買物流 → 製造 → 出荷物流 → マーケティング・販売 → サービス
【支援活動(Support Activities)】
- 全般管理(経営、財務、経理)
- 人事・労務管理
- 技術開発
- 調達活動
実践例(アパレルメーカーの競争力分析):
【バリューチェーンごとの分析】
購買物流:
- コスト: 原価の35%
- 強み: 中国工場との長期取引(コスト安定)
- 弱み: リードタイム長い(数ヶ月)
- 改善策: 国内工場と併用(クイックレスポンス)
製造:
- コスト: 原価の40%
- 強み: 品質管理の徹底
- 弱み: 小ロット対応不可
- 改善策: 3Dニッティング導入(小ロット可能)
出荷物流:
- コスト: 原価の8%
- 強み: 自社物流センター(配送速度)
- 弱み: 固定費が重い
- 改善策: 繁忙期は3PL併用
マーケティング・販売:
- コスト: 売上の20%
- 強み: ブランド力、デザイン力
- 弱み: ECが弱い(売上の低い割合のみ)
- 改善策: ECに注力、SNSマーケティング強化
サービス:
- コスト: 売上の3%
- 強み: 店舗スタッフの接客力
- 弱み: アフターサービスなし
- 改善策: 修理サービス導入(顧客ロイヤルティ向上)
【結論】
- ECを売上の30%まで拡大(3年計画)
- 小ロット生産対応で在庫リスク削減
- 修理サービスでLTV向上
6. ファイブフォース分析(Porter)
用途: 業界の収益性を5つの競争要因で分析
5つの力:
1. 既存競合との敵対関係
2. 新規参入の脅威
3. 代替品の脅威
4. 買い手の交渉力
5. 売り手(供給業者)の交渉力
実践例(フードデリバリー業界):
【1. 既存競合との敵対関係】★★★★★(非常に激しい)
- Uber Eats, 出前館, menu, Wolt等が乱立
- 価格競争(手数料、配送料無料)
- プロモーション合戦(クーポン)
→ 収益性を圧迫
【2. 新規参入の脅威】★★★☆☆(中程度)
- 参入障壁: 配達員ネットワーク構築が必要
- 資金力のある企業は参入可能
- 実例: Amazon(2020年参入→2022年撤退)
【3. 代替品の脅威】★★★★☆(高い)
- テイクアウト、ドライブスルー
- コンビニ弁当、冷凍食品
- ミールキット(Oisix等)
- 外食の復活(コロナ後)
【4. 買い手(消費者)の交渉力】★★★★★(非常に高い)
- スイッチングコスト: ほぼゼロ
- 価格比較が容易
- クーポンで簡単に移動
【5. 売り手(飲食店)の交渉力】★★★☆☆(中程度)
- 大手チェーン: 交渉力高い(手数料値引き要求)
- 個人店: 交渉力低い(プラットフォーム依存)
- 複数プラットフォームに登録で交渉力向上
【結論】
- 業界全体の収益性: 低い
- 生き残り戦略:
1. 規模の経済(配達員ネットワーク、レストラン数)
2. ロイヤルティプログラム(Uber One等)
3. 付加価値サービス(時短、品質保証)
7. As-Is / To-Be 分析
用途: 現状(As-Is)と理想(To-Be)のギャップを明確化
実践例(営業プロセス改革):
【As-Is(現状)】
営業プロセス:
1. リード獲得: 展示会、テレアポ(月50件)
2. 初回訪問: 全件訪問(成約率8%)
3. 提案書作成: 個別にWord作成(1件3時間)
4. プレゼン: 対面のみ
5. クロージング: 平均90日
課題:
- リード獲得数が少ない
- 成約率が低い(8%)
- 提案書作成に時間かかる
- 商談期間が長い
結果:
- 月間成約: 4件
- 売上: 月800万円
【To-Be(あるべき姿)】
営業プロセス:
1. リード獲得: Webマーケ、SEO、ウェビナー(月200件)
2. リード育成: MAツール(HubSpot)でナーチャリング
3. 初回商談: オンライン対応、質の高いリードのみ訪問
4. 提案書: テンプレート化(30分で作成)
5. プレゼン: オンライン + 対面ハイブリッド
6. クロージング: 平均45日
期待効果:
- リード獲得: 4倍
- 成約率: 15%(スコアリングで質の高いリード優先)
- 提案工数: 1/6
- 商談期間: 半減
結果予測:
- 月間成約: 30件(7.5倍)
- 売上: 月6,000万円(7.5倍)
【ギャップ分析(必要なアクション)】
1. MAツール導入(HubSpot): 投資額数百万円
2. Webサイトリニューアル + SEO対策: 300万円
3. ウェビナー運営体制構築: 社内リソース
4. 提案書テンプレート整備: 1ヶ月
5. 営業チーム研修: 2週間
投資回収期間: 数ヶ月
8. イシューツリー
用途: 本質的な課題(イシュー)を特定する
「イシュー」とは:
- 答えを出すべき問い
- 解決すればインパクトが大きい課題
- 答えが出せる(検証可能な)問い
実践例(ECサイトの売上向上):
【トップイシュー】
「ECサイトの売上を20%向上させるには?」
【イシューツリー展開】
レベル1:
- 訪問者数を増やすべきか?
- コンバージョン率を上げるべきか?
- 客単価を上げるべきか?
レベル2-1(訪問者数):
- SEO対策で自然流入を増やすべきか?
- 広告費を増やすべきか?
- SNSマーケティングを強化すべきか?
レベル2-2(コンバージョン率):
- サイトのUXを改善すべきか?
- 決済手段を増やすべきか?
- レビュー・口コミを充実させるべきか?
レベル2-3(客単価):
- クロスセル・アップセルを強化すべきか?
- 高単価商品を増やすべきか?
- まとめ買い割引を導入すべきか?
【データで検証】
現状分析:
- 訪問者数: 月10万人(前年比+8%、大きな伸びしろなし)
- CV率: 1.2%(業界平均2.5%)← ★ここにギャップ
- 客単価: 8,500円(前年比+3%、問題なし)
【結論(イシューの特定)】
**「コンバージョン率を2.5%に向上させる」が最重要イシュー**
理由:
- 最もインパクトが大きい(CV率2倍で売上2倍)
- 実現可能性が高い(UX改善、決済手段追加等)
- 投資対効果が高い(広告費不要)
具体策:
1. カート離脱率の分析・改善(現状65%→目標40%)
2. 決済手段追加(Apple Pay, Google Pay, 後払い)
3. レビュー機能強化(写真投稿で100pt付与)
4. サイト表示速度改善(現状4.2秒→目標1.5秒)
イシューツリー作成のコツ:
- 「○○すべきか?」の形で問いを立てる
- データで検証可能な形にする
- インパクトと実現可能性でイシューを絞る
9. ペイオフマトリクス
用途: 施策の優先順位付け(インパクト×実現可能性)
マトリクス:
高インパクト
│
優先度A │ 優先度S
│ (最優先)
────────────┼────────────
優先度C │ 優先度B
(後回し) │
│
低インパクト
難 ←─────→ 易
実現可能性
実践例(業務効率化施策の優先順位付け):
【施策リスト】
1. RPA導入(経理業務自動化)
2. Slack導入(コミュニケーション改善)
3. 基幹システム刷新
4. ペーパーレス化
5. AI-OCR導入(請求書処理)
6. テレワーク制度導入
7. 社内SNS導入
8. クラウドストレージ統一
【評価(5段階)】
施策1: RPA導入
- インパクト: 5(年間1000時間以上削減)
- 実現可能性: 4(数ヶ月で導入可能)
→ 優先度S(最優先)
施策2: Slack導入
- インパクト: 4(会議時間30%削減)
- 実現可能性: 5(即座に導入可能)
→ 優先度S(最優先)
施策3: 基幹システム刷新
- インパクト: 5(業務全体が効率化)
- 実現可能性: 1(2年かかる、予算3億円)
→ 優先度B(中期計画で)
施策4: ペーパーレス化
- インパクト: 3(年間コスト300万円削減)
- 実現可能性: 4(半年程度で可能)
→ 優先度B
施策5: AI-OCR導入
- インパクト: 4(請求書処理80%削減)
- 実現可能性: 4(4ヶ月で導入)
→ 優先度S(最優先)
施策6: テレワーク制度
- インパクト: 4(生産性向上、採用力強化)
- 実現可能性: 3(規程整備が必要)
→ 優先度A
施策7: 社内SNS
- インパクト: 2(効果限定的)
- 実現可能性: 5(すぐ導入可能)
→ 優先度C(後回し)
施策8: クラウドストレージ統一
- インパクト: 3(ファイル管理効率化)
- 実現可能性: 4(数ヶ月)
→ 優先度B
【実行順序】
第1フェーズ(0-数ヶ月):
- Slack導入(即開始)
- RPA導入開始
- AI-OCR導入開始
第2フェーズ(4-半年程度):
- RPA本格稼働
- AI-OCR本格稼働
- テレワーク制度策定
- ペーパーレス化開始
第3フェーズ(7-12ヶ月):
- テレワーク制度運用開始
- クラウドストレージ統一
第4フェーズ(2年目):
- 基幹システム刷新プロジェクト開始
10. ロジカルシンキングの基本(So What? / Why So?)
用途: 主張と根拠を論理的につなぐ
2つの問い:
- So What?(だから何?): 事実から結論を導く
- Why So?(なぜそう言える?): 結論の根拠を確認
実践例:
【悪い例】
「当社のWebサイトは問題がある」
Why So? → 根拠不明
So What? → 対策不明
【良い例】
事実: 「Webサイトの直帰率が78%」
↓ So What?
解釈: 「訪問者の8割が1ページだけ見て離脱」
↓ So What?
問題: 「サイトが魅力的でない、または読み込みが遅い」
↓ So What?
仮説: 「ページ表示速度が4.5秒と遅いことが主因」
↓ Why So?
根拠: 「表示速度3秒以上で直帰率が急増するデータあり」
↓ So What?
結論: 「ページ表示速度を1.5秒以下に改善すべき」
↓ So What?
対策: 「画像圧縮、CDN導入、不要なJavaScript削除」
↓ Why So?
根拠: 「これらの施策で表示速度80%改善の実績」
↓ So What?
期待効果: 「直帰率を78% → 50%に改善、CV率1.7倍向上」
ピラミッドストラクチャー:
【結論】
ページ表示速度を
1.5秒以下に改善すべき
│
┌──────┼──────┐
│ │ │
【根拠1】【根拠2】【根拠3】
直帰率 業界 改善
78% ベンチ 実績
マーク あり
失敗談と教訓
失敗1: フレームワークに固執しすぎた
何をしたか:
すべての問題を3C分析・SWOT分析で解こうとした
結果:
- 問題に合わないフレームワークで無駄な時間
- 分析が浅い
- クライアントから「型にはまりすぎ」と指摘
教訓:
- フレームワークは「道具」であり「目的」ではない
- 問題に応じて柔軟に選択・カスタマイズ
- 必要なら複数のフレームワークを組み合わせる
失敗2: データなしでフレームワークを埋めた
何をしたか:
SWOT分析を「なんとなく」の感覚で作成
結果:
- 主観的で説得力がない
- 経営層から「根拠は?」と突っ込まれる
- 提案が却下
教訓:
- フレームワークの各項目は必ずデータで裏付ける
- 数値・事実ベースで記載
- 「思う」「感じる」は使わない
失敗3: 分析だけで終わった
何をしたか:
完璧な分析資料を作成したが、具体的なアクションがない
結果:
- 「で、何をすればいいの?」とクライアントが困惑
- 分析が活用されない
- プロジェクトが停滞
教訓:
- 分析は「手段」、アクションプランが「目的」
- 必ず「次の一手」を明示
- 優先順位と実行計画をセットで提示
成功要因
1. フレームワークの使い分けマスター
問題の種類に応じて最適なフレームワークを選択。
結果: 問題解決スピードが3倍に向上。
2. 数値・ファクトベースの徹底
すべての項目をデータで裏付け。
結果: 提案の承認率が82%に向上。
3. アクションプランとセット
分析だけでなく、必ず実行計画を提示。
結果: プロジェクトの成功率が向上。
まとめ:フレームワーク活用の3つのポイント
1. 「道具」として使いこなす
フレームワークは思考の補助ツール。
目的を見失わず、柔軟に活用しよう。
2. データで裏付ける
主観・感覚ではなく、数値・事実で埋める。
説得力が劇的に向上する。
3. アクションまで落とし込む
分析で終わらず、「誰が・何を・いつまでに」を明確化。
実行されて初めて価値がある。
すぐに実践できる3ステップ
ステップ1: 1つのフレームワークを使ってみる(今日から)
- 今抱えている問題を1つ選ぶ
- ロジックツリーで問題を分解
- データで検証し、原因を特定
所要時間: 2時間
期待効果: 問題の本質が見える
ステップ2: チームで共有(今週中)
- 作成したフレームワークをチームに共有
- 議論して改善
- アクションプランを策定
所要時間: ミーティング1時間
期待効果: チーム全体で問題認識が統一
ステップ3: 定期的にフレームワークを活用(毎週)
- 週次ミーティングでロジックツリー使用
- 四半期ごとにSWOT分析
- 新規プロジェクトでは必ず3C分析
所要時間: 習慣化
期待効果: 問題解決力が組織全体で向上
問題解決力強化研修・コンサルティングが必要な方は、お問い合わせからご相談ください。
#フレームワーク #問題解決 #ロジカルシンキング #コンサルティング #経営戦略
記事作成日: 2025年11月
最終更新: 2025年11月9日(実践例を最新事例に更新)
著者について
DX・AI推進コンサルタント
大手企業グループのDX推進責任者・顧問CTO | 長年のIT・DXキャリア | AWS・GA4・生成AI活用を専門に実践ノウハウを発信中
#問題解決 #ロジカルシンキング #ビジネススキル #思考法
最終更新: 2025年11月9日
この記事を書いた人
nexion-lab
DX推進責任者・顧問CTO | IT業界15年以上
大手企業グループでDX推進責任者、顧問CTOとして活動。AI・生成AI活用、クラウドインフラ最適化、データドリブン経営の領域で専門性を発揮。 実務で培った知識と経験を、ブログ記事として発信しています。